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周年事業
京都西南ロータリークラブ創立45周年
ご挨拶 2017〜2018年度 会長 大嶽 幸夫
国際ロータリー第2650地区 京都西南ロータリークラブ
2017~2018年度 会長 大嶽 幸夫
京都西南ロータリークラブ創立45周年記念例会・式典・祝宴を開催するにあたり、京都府知事 西脇隆俊様、京都市長 門川大作様をはじめ、京都市教育長 在田正秀様、右京区長 西田哲郎様、西京区長 平井義也様など、京都府・京都市の各行政機関、今年度の事業受け入れ先と共催者の京都市立鳴滝総合支援学校長 小林一義様、嵯峨美術大学・短期大学教授 山本直樹様、准教授 倉山裕昭様、また毎年「嵐山こども相撲大会」では多大なご協力をいただいている京都府相撲連盟会長 竹中武彦様、国際ロータリー第2650地区からは田中誠二ガバナー、岡野益巳地区幹事長、大韓民国・ソウルからは姉妹クラブの漢城ロータリークラブ会長エレクト 金武一様をはじめ、会員とそのご家族の皆様、中華民国・台北からは友好クラブの三重ロータリークラブ会長 張 實様をはじめ、多くの会員とそのご家族の皆様、また、5年前から交流を深めています、全国の西南ロータリークラブの皆様、そして我が京都西南ロータリークラブの会員、家族と関係各位のご臨席を賜りましたことを厚くお礼申し上げます。
当クラブは京都西ロータリークラブをスポンサークラブとして、ちょうど45年前の今日、1973年4月17日に京都市内で7番目のロータリークラブとして誕生しました。その後、1989年7月27日に京都桂川ロータリークラブを、2006年5月11日に京都西北ロータリークラブと京都桂川ロータリークラブと3クラブ合同で京都さくらロータリークラブを創立しました。また2001年1月23日には社会奉仕事業の一環としてプロバスクラブ京都を提唱しました。なお、1979年5月19日に京都西南ローターアクトクラブを提唱し活動を続けて参りましたが、昨年度の2017年6月末を持って活動を休止しました。国際ロータリーの枠に捕らわれない、我がクラブ独自の新たな新世代育成事業を立ち上げるため、どのような奉仕活動が求められているのかを、対象年齢に近い学生を交えて意見交換を開始しています。近い将来、我がクラブの奉仕事業がまた一つ増えることでしょう。このように我が京都西南ロータリークラブは数々の伝統を持つロータリークラブとして発展を続け、今日のこの日を迎えることができました。
今年度の国際ロータリーテーマ「ロータリー:変化をもたらす」の多様性を示すロゴマーク、国際ロータリー第2650地区スローガン「愛着と誇り」を受け、京都西南ロータリークラグの今年度のテーマを「多様性を結集して未来を創ろう。~これまでも西南、これからもずっと西南~」としました。各クラブや各会員、それらに関わる関係者全ての多様性を持ち寄り、結集し、お互いに受け入れることが出来れば、誰もが誇りを持ったクラブを作ることができる。また、これまでの西南もこれからの西南も受け入れ、ずっと西南に居続けようと、愛着を持って接することができる。そう思えるクラブ創りのきっかけとなる事を目指して、今年度は数々の事業を行いました。後ほど、それらの取り組みをご紹介させていただきますが、社会に対する貢献と共に、我々クラブの結集も感じていただけたら幸いです。結びにあたり、今後も国際ロータリーの一員として地域社会に貢献するとともに、関係する全ての人々のご多幸を念頭に奉仕活動を続けることをお約束してご挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございます。心より感謝いたします。
ご挨拶 創立45周年記念事業実行委員長
創立45周年記念事業実行委員長
佐伯 希彦
本日は、「京都西南ロータリークラブ」の創立45周年記念例会・式典および記念祝宴に公私共にお忙しい中、また遠路はるばる多数ご来駕いただきありがとうございます。創立45周年記念実行委員会を代表して厚く御礼申し上げます。
当クラブは、ちょうど今から45年前の本日1973年4月17日(昭和48年)に創立総会を開催いたし、誕生いたしました。本日、このように記念すべき節目を迎えられましたのも先輩ロータリーアンのご苦労と皆様方の温かいご支援、ご指導の賜物と感謝いたしております。
さて、我が国は急速な高齢化社会となっています。このため若者の人口減少が著しく国の発展にも大きく影響を与えております。数少ない若者が健全で豊かな創造性を持った人になってくれることを望んでいます。私たち京都西南ロータリークラブ創立45周年記念実行委員会は、さまざまな奉仕活動を記念事業として行いました。その内の青少年奉仕活動は、国の宝である青少年が、「痛みのわかる人」、「支え合い、分かち合い、助け合いの出来る人」になってくれる事そして国の発展に寄与してくれる事を期待いたし行いました。
結びに当たり今回の記念事業に際して素晴らしい活躍をしてくれた会員各位とご協力をいただいた皆様に感謝申し上げますと共にご健勝、ご多幸を申し上げ御礼のご挨拶といたします。
創立45周年記念例会・式典プログラム
場 所: | ホテルグランヴィア京都5階「竹取の間」 |
司会進行: | S.A.A. 平杉 嘉昭 |
15:30~ | ウェルカムドリンク(創立45周年記念オリジナルブレンドコーヒー) | |
16:00 | 受付 | |
16:30~ | 開会点鐘 | 会長 大嶽 幸夫 |
17:45~ | 国歌斉唱 日本、大韓民国、中華民国 | 会長 大嶽 幸夫 |
ロータリーソング斉唱「R-O-T-A-R-Y」 | ソングリーダー 角 貴弘 | |
創立41年~45年 物故会員を偲んで黙祷 | ||
来賓・来客紹介 | 会長 大嶽 幸夫 | |
会長挨拶 | 会長 大嶽 幸夫 | |
来賓祝辞 | 京都市長 門川 大作 | |
京都市教育長 在田 正秀 | ||
RI第2650地区ガバナー 田中 誠二 | ||
姉妹クラブ 韓国・漢城RC会長 孫 菋珗 | ||
友好クラブ 台湾・三重RC会長 張 實 | ||
創立45周年記念事業報告 | 創立45周年記念実行委員長 佐伯 希彦 | |
「なるちゃんカフェ」新設 | 京都市立鳴滝総合支援学校長 小林 一義 | |
現代アートにふれる「どこにでもドア」を作ろう | 嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学 准教授 倉山 裕昭 | |
「嵐山こども相撲大会」 | 京都府相撲連盟会長 竹中 武彦 | |
「モンゴル国植林事業」 | 国際奉仕委員長 鈴木 英正 | |
「京都西南RCアワード」 | 青少年奉仕委員長 藤原 智之 | |
創立41年~45年 長寿のお祝い | 会長 大嶽 幸夫 | |
賀寿会員代表 浦川 博正 | ||
幹事報告 | 幹事 前田 剛 | |
閉会点鐘 | 会長 大嶽 幸夫 |
青少年・社会奉仕事業 「なるちゃんカフェ」新設
京都市立鳴滝総合支援学校
当クラブの基本テリトリー内にある「卒業後の企業就労」を目標に掲げておられる京都市立鳴滝総合支援学校の生徒の皆さんの役に立つことが出来ないか。との思いから、京都市教育委員会並びに同校の小林校長をはじめ担当の先生方と会議を重ねる中で、サービス業・接客業の実習がより行いやすくするようにしたい!との答えに辿りつきました。
「授業の実習にとどまらず、生徒と教職員、生徒と保護者、そして保護者と教職員とのコミュニケーションの場として、また、企業対象学校説明会等多目的に利用でき、そしてなによりも生徒達のコミュニケーション能力向上に利用出来る」と先生方からご意見を頂き、既存の演習室を全面改装して「なるちゃんカフェ」を新設することになりました。
2017年9月9日㈰着工、11月1日㈬同校の創立40周年記念式典に於いて完成引渡しを行いました。
12月19日㈫当クラブ例会後に会員みんなで「なるちゃんカフェ」を訪問、生徒の皆さんからコーヒーとケーキのおもてなしを受け、楽しい時間を持つことが出来ました。
青少年・社会奉仕事業 現代アートにふれる 『どこにでもドア』を作ろう!
青少年・社会奉仕事業 嵐山こども相撲大会
2017年7月29日(土) 嵐山中之島公園
観光地として有名な京都・嵐山の中之島公園で2010~2011年度から青少年・社会奉仕事業「嵐山こども相撲大会」を開催している。第7回目を迎える本年度は創立45周年ということもあり鳴滝総合支援学校生徒の皆さんの協力を得て、去る7月29日㈯夏真っ盛りの中、西京区・右京区の小学生を対象に特設土俵を設置して開催した。
この大会の特徴は小学1年生から参加できることで、男子の部、女子の部と1年生から6年生まで学年別、男女別のトーナメント方式で対戦、敗者復活戦もあり勝ち上がるチャンスも増える。また、他の大会ではあまり見られない低学年(1~3年生)の部では参加者も多く大変喜ばれている。本年は男子137名、女子76名の合計213名がエントリー、小さいながらも懸命に取り組む姿が非常にかわいく父兄の応援にも熱が入る。高学年になってくると「Myまわし」持参で参加する強者もみられ、相撲が地域に親しまれていることが伺える。中でも負けて悔し涙を流しているのは女子ばかりで取り組みの真剣さに脱帽させられる。1~3位入賞者には、金、銀、銅のメダルを贈呈。未来の地元関取誕生も夢ではないかも…。
お父さん、お母さんはもとより「ジィジィ」「バァバァ」まで多数の応援の中、元気いっぱい取り組む様は感動と共に、地元嵐山保勝会の支援、京都府相撲連盟の審判協力、各小学校の募集協力など地域社会一体となって開催していることや地域に根付きつつあるこの大会は、半年前からの準備と前日そして当日早朝から夕刻まで暑さと戦いながらの会員一同手弁当かつ全力投球のやりがいのある事業と誇りに思っている。
国際奉仕事 「モンゴル国植林事業」
主旨
主旨 モンゴル国は近年、気候変動により降水量減少等によって、国土の90%で砂漠化が進行し、6万9,000平方キロメートルの草原地帯が姿を消し又北方の森林地帯では2,000年以降850の河川と約1,000の湖が地図上から完全に姿を消しているが、長い遊牧生活の経験から国民の多くは草木は燃料や飼料との意識が強く、森林樹木の保全に対する感心が低い。
そこで、植林・緑化の啓発と砂漠化防止を目的とした1,000本の苗木を次世代を担う子供たちの手を借り植樹を行った。又植樹を行った子供たちに日本古来の遊び道具を紹介し交流を図り、日本の文化の紹介に努めた。
植林場所
モンゴル国 首都ウランバートルより東方45キロ、ナライハ地区
エルデム・オルギル小中高一貫校 校庭
第150番幼稚園 本ナライハ地区「子供パーク」
エルデム・オルギル学校周辺に植樹
植樹した木の名前および本数
アジアティカ、シベリア小りんご、グーズベリー、ラズベリー、サージ、ライラック、柳、楓、松、にれ等1,000本
植樹を行った日
2017年9月9日、2017年10月14日
寄贈品
- 植林への関心を高め緑化の重要性と環境への認識を高める事を目的とした「植林標語」のステッカーを貼った植樹用スコップ100本を「エルデム・オルギル学校」に寄贈
- 日本文化の紹介と理解度を深める事を目的とした日本古来の遊び道具けん玉30個、竹とんぼ12本、お手玉60個、凧(大中小各10個)30個を「エルデム・オルギル学校 子供開発室」に寄贈
青少年・社会奉仕事業 京都西南ロータリークラブアワード
実施趣旨
西京区・右京区の小学校・総合支援学校を対象に「特色ある学校づくり」をテーマに平成29年度の計画を募集し、審査結果に基づき、各校の取組経費を支援することにより、区域内各校の取組の一層の推進を図る。
評価基準
その1 計画書に記載されている教育活動を今後も継続して取り組めるだけの土壌があると判断できること。
その2 地域や保護者・ボランティアなど多くの方々と連携し、協力をいただきながら進める共同教育となっていること。
その3 一つの学年のみならず、学校全体で様々な取組が関連性を持ちながら計画的に実施されること。
受賞校一覧
各校の具体的な取組は次ページ以降を参照ください。
学校名 | 研究テーマ |
---|---|
高雄小学校 | 学校における持続可能な発展のための教育(ESD)に関する研究 |
西京極西小学校 | 『豊かに感じ仲間とつながり高まる図画エ作科』の授業を通して子供に生きる力を育む |
川岡東小学校 | 花いっばい笑顔いっばい夢いっばい(環境教育) |
境谷小学校 | 校種間連携を通して、ともに楽しく学び未来を創る境谷の子の育成を目指して |
学校名① 京都市立高雄小学校
取組テーマ
学校における持続可能な発展のための教育(ESD)に関する研究
取組の概要
《高雄小学校のESD・地域と共に(高雄の自然・歴史・人に学ぶ)》
・高雄の地域を知る⇒1·2年生 自然環境観察・地域在住のご老人との交流から学ぶ
・高雄の良いところを見つけ発信する⇒3年生『高雄のいいとこ伝え隊』
・高山寺での茶摘み体験.平岡ハ幡宮の祭礼への参加を通して学んだ事をパネルにする
・高雄の自然環境を者える⇒4年生『高雄の環境 明日(アース)へつなごう 北部クリーンセンター・消防団・交番の見学から安全•安心な街造りを者え標語作成
・高雄の良さを発信する⇒5年生『発信!高雄ツーリズム』高雄マラソンに参加し神護寺・平岡ハ幡宮・高山寺の文化財を調べた内容を独自のパンフレットに表現
・高雄に住む人から学ぶ⇒6年生『自分自身のより良い生き方の為に』地域の人の生き様に触れ、話を聞き、卒業を前に自身の生き方を振り返る機会とする
学校名② 京都市立西京極西小学校
取組テーマ
『豊かに感じ仲間とつながり高まる図画エ作科』の授業を通して子供に生きる力を育む
取組の概要
西京極西小学校の子供たちの胸に夢と希望が溢れ、少閃の困難にも立ち向かい、自分の手で未来をつくりだす・・・そんな子供たちの将来像をめざして、子供自身が主体的に学ぶこと友人と協働的に課題解決すること、自分や他者の心や体を大切にすること感性を働かせ生活を豊かに創造することなどができるように園画エ作科の研究に取り組んで参りました。学習評価に重点をおき育むべき資質・能力に着目して授業改善を圏ることを研究の目的とし授業研究に重点を置きました。「子供の姿に学び教師が真摯に向き合う」それが本研究の原点です。
研究の取組により子供たちの感性は一層耕され、形や色を自分なりに捉えイメージ豊かに表現や鑑賞を楽しむ子供たちが育ってきています。
学校名 ③京都市立川岡東小学校
取組テーマ
花いっばい 笑顔いっばい 夢いっばい(環境教育)
取組の概要
本校は創立以来、正門付近の日本庭園に代表されるように緑あふれる豊かな環境で児童を健やかに育む校風で歴史を重ねてきました。4年前からは「花いっばい 笑顔いっばい 夢いっばい」の学校教育目標を具現化するべく、子どもたちを取り巻く環境改善から環境教育・情操教育に全校をあげて取り組んでいます。
具体的には草花を種から育てて正門付近の花壇を花いっばいにすることや、「花育」の活動として児童が生け花やフラワーアレンジメントの指導を受けています。また、入学式や卒業式には体育館を花で飾り付け、入学前説明会で新1年生にパンジーの苗をプレゼントする取組も定着してきています。
今後は、運動場南側に点在する使われなくなって久しい花壇を再利用して、さらに花いっばいの学校づくりを行おうと計画しています。
学校名④ 京都市立境谷小学校
取組テーマ
校種間連携を通して、ともに楽しく学び未来を割る境谷の子の育成を目指して
取組の概要
基礎的・基本的な知識・技能を基盤とした問題解決能力、そしてよりよい生き方を探究していこうとする意欲・態度・能力を育むために、従来から進めている小中一貫教育を柱にしながら、幼稚園、高等学校、大学など他の校種と連携を進めています。
①さかいだに幼稚園とのサツマイモを一緒に育て収穫する活動や給食交流
②洛西中学校との部活動体験やオープンスクールでの交流
③桂高等学校校(工コで笑顔研究班)との前庭校章園の運営と花育活動
④洛西高等学校吹奏楽部との交流と演奏会
⑤京都市立芸術大学との作品展の実施や日常の図画エ作の授業での交流
以上のような校種閻連携を通して、農育や花竜芸術教育などの充実を図り、豊かな情操を培うと共に、交流学習などを通して、コミュニケーション能力や自己肯定感、自己有用感を育むことができると者え、取組を進めています。
京都西南ロータリークラブ創立40周年
ご挨拶 2012〜2013年度 会長 小林 芳朗
国際ロータリー第2650地区 京都西南ロータリークラブ
会長 小林 芳朗
春爛漫の良き日に京都西南ロータリークラブ創立40周年記念例会・式典・祝宴を開催させて頂いた所、京都市長門川大作様を始め、地区ガバナー河本英典様、姉妹クラブ漢城ロータリークラブ(ソウル)朴相祚会長と会員の皆様、友好クラブの三重ロータリークラブ(台北)陳柏廷会長と会員の皆様、そして全国の「西南ロータリー」と名の付くクラブの皆様、会員家族、および関係各位の多数のご参加を賜り、厚く御礼申し上げます。当クラブは京都西ロータリークラブをスポンサークラブとして1973年4月17日に誕生しました。その後、ローターアクトクラブ提唱(1979年5月19日)、姉妹友好クラブ提携(ソウル・台北)、その後京都桂川ロータリークラブ(1989年7月27日)と京都さくらロータリークラブ(2006年6月19日)の二つのクラブを設立し、さらにプロバスクラブ京都(2001年1月23日)を提唱する等、発展を続けて参りました。これも先輩各位のご努力とご指導、ご家族のご理解により今日を迎えることが出来ました。今年度は当クラブのテーマである「笑顔で奉仕」に基づき、地域の皆様や子ども達に喜んで頂ける事業を展開して参りました。今後も国際ロータリークラブとしての貢献、地域社会への寄与を心に刻み、奉仕活動に邁進して参ります。本日は誠にありがとうございました。深く感謝申し上げます。
ご挨拶 創立40周年記念事業実行委員長
創立40周年記念事業実行委員長
布垣 豊
本日は「京都西南ロータリークラブ」の創立40周年記念式典ならびに記念祝宴に、公私とも御多端の中、御遠路からも多数御来駕いただき誠にありがたく、創立40周年記念事業実行委員を代表して厚く御礼申しあげます。当クラブはちょうど40年前の今日、1973年4月17日(昭和48年)に創立総会を開催し誕生いたしました。本日このように記念すべき節目を迎えられましたのも、先輩ロータリアンのご苦労や皆様方の温かいご支援とご指導の賜物と感謝しております。さて、わが国は急速な高齢化社会の進行による人口減少期に突入しております。今日までの政治、経済政策は人口増加が大前提であり歴史的な転換期を迎えたといえます。これからの時代、国の礎を支える青少年が担う役割や負担は大きくなり、彼らの健やかな成長を支援することがわれわれ現役世代に課されている使命でもあります。私ども京都西南ロータリークラブも創立40周年を記念して、青少年が健全に学び、成長できることを祈念し、さまざまな記念事業を実施しております。ロータリーの活動が青少年のすぐ近くにあることが、彼らの「支えあい助けあう心」を養い、ひいてはロータリーの哲学でもある高い倫理観をもった若者に成長してくれると期待いたします。私にとりましてもロータリー活動の奉仕の精神と高度な倫理観は大切な存在であり、次世代に脈々とこの精神を引き継ぐ使命を感じております。結びにあたり、今回の記念事業に際して素晴らしい結束力をみせていただいた会員各位と、お支えいただきましたすべての方々に感謝申しあげますとともに、皆様方のご健勝、ご多幸をお祈りしご挨拶とさせていただきます。
記念例会・式典
第1938回 創立40周年記念例会・式典
京都市長
15:30 | 呈茶席 | かつらがわ保育園 | 園児 |
16:00 | 受付 | ||
16:20 | 記念太鼓 | さかいだに幼稚園 | 園児 |
16:30 | 開会点鐘 | 会長 | 小林芳朗 |
国歌斉唱 日本・大韓民国・中華民国 | |||
ロータリーソング斉唱「奉仕の理想」 | ソングリーダー | 平杉嘉昭 | |
創立36年~40年物故会員を偲んで黙祷 | 会長 | 小林芳朗 | |
来賓・来客紹介 | 会長 | 小林芳朗 | |
会長挨拶 | 会長 | 小林芳朗 | |
来賓祝辞 | 京都市長 | 門川大作 | |
RI第2650地区ガバナー | 河本英典 | ||
姉妹クラブ 漢城RC会長 | 朴相祚 | ||
友好クラブ 三重RC会長 | 陳柏廷 | ||
ロータリー希望の風奨学金贈呈 | 会長 | 小林芳朗 | |
創立40周年記念事業報告 | 創立40周年記念事業実行委員長 | 布垣 豊 | |
記念事業目録贈呈 | 会長 | 小林芳朗 | |
創立40周年記念事業実行委員長 | 布垣 豊 | ||
京都市教育委員会様より感謝状受領 | |||
京都府西京警察署様より感謝状受領 | |||
記念事業内容発表 | 京都市立境谷小学校 教務主任 | 河原雅春 | |
チャーターメンバーへの感謝状贈呈 | 会長 | 小林芳朗 | |
チャーターメンバー | 上山松吉 | ||
チャーターメンバー | 武下友彦 | ||
在籍30年以上会員表彰 | 会長 | 小林芳朗 | |
受賞者代表 | 齋藤隆三 | ||
ニコニコ報告 | ニコニコ委員長 | 磯橋克康 | |
幹事報告 | 幹事 | 広尾郷史 | |
17:30 | 閉会点鐘 | 会長 | 小林芳朗 |
記念祝宴
記念祝宴プログラム
18:00開宴
記念演奏 | ピアニスト | 小林里佳 |
開会挨拶 | 創立40周年記念事業実行委員長 | 布垣 豊 |
姉妹友好クラブ土産品贈呈 | 姉妹クラブ 漢城RC会長 | 朴 相祚 |
友好クラブ 三重RC会長 | 陳 柏 廷 | |
乾杯 | 創立時エクステンション副委員長 | |
パストガバナー、京都西RC会員 | 津田佐兵衞 | |
謝辞 | 創立40周年記念事業実行副委員長 | 植松繁一 |
ロータリーソング「手に手つないで」 | ソングリーダー | 平杉嘉昭 |
20:00開宴
ご紹介
呈茶席「かつらがわ保育園園児」
かつらがわ保育園は、桂離宮に程近く、桂川の清流が流れる美しい地域にあります。茶道を通して地域の小学生やお年寄りの方々と交流をしています。先日、「健康すこやか老人会」の皆様が保育園にたくさん来られ、お饅頭とお抹茶でおもてなしをしたり、昔ながらの遊びをしました。最後に「ふるさと」の歌を歌い、楽しいひと時を過ごしました。本日、このような素敵な所でお茶席のお手伝いをさせて頂き、普段のおけいこの成果を発揮することが出来て、とても嬉しく思います。
記念太鼓「さかいだに幼稚園園児」
さかいだに幼稚園は洛西ニュータウンにあります。周りは竹林公園があり、大枝の柿や筍で有名な自然豊かな所です。私たちは和太鼓演奏を通して、老人ホームを訪問したり、敬老会で演奏する等、地域の皆様や小学生と交流をしています。本日は国際ロータリークラブのおめでたいお席で和太鼓演奏ができますことをとても嬉しく思っています。心を一つにして演奏します。どうぞお聴き下さい。
記念演奏小林里佳(ピアノ)
堀川高等学校音楽科(現在京都堀川音楽高校)を経て神戸女学院大学音楽学部卒業。同大学大学院研究科音楽芸術表現専攻修士課程修了。2000年、ニューヨークサミットミュージックフェスティバルにてコンチェルトコンペティション第2位入賞。協奏曲ソリストとして数々のオーケストラと共演。新進演奏家の夕、京都芸術祭ジョイントリサイタルなど多数コンサートに出演。アウトリーチ活動として桜コンサートや様々な施設への慰問演奏も積極的に行い、室内楽、伴奏など幅広く活動している。アメリカ、フランス、イタリア、ポーランド、ロシアなど海外でも活動研鑽をつむ。河野美砂子、阪田誠康、B.ベクテレフ、池田洋子の各氏に師事。現在、大阪青山大学非常勤講師、華頂女子高等学校音楽科非常勤講師。京都音楽家クラブ会員。
京都西南ロータリークラブアワード
実施趣旨
西京区の小学校・総合支援学校を対象に「環境教育の取組」もしくは「古典の日に関する法律制定を踏まえた取組」に関する平成25年度の計画を募集し、審査結果に基づき各校の取組経費を支援することにより、区域内各校の取組の一層の推進を図る。
評価基準
その1 計画書に記載されている教育活動を今後も継続して取り組めるだけの土壌があると判断できること。
その2 地域や保護者・ボランティアなど多くの方々と連携し、協力をいただきながら進める共同教育となっていること。
その3 一つの学年のみならず、学校全体で様々な取組が関連性を持ちながら計画的に実施されること。
審査コメント
賞 | 学校名 | 選定理由・コメント |
---|---|---|
京都市長賞 | 境谷小学校 | 地域やボランティアの方々に加え、保幼小中高大の素晴らしい連携の下、芸術面や園芸面を含む体験活動を通して豊かな心の育成にも繋がる教育活動を展開している。 |
京都市教育長賞 | 桂徳小学校 | 特産物を中心にした食育、地域の自然を教材とした体験学習等が年間の緻密な計画の中で行われている。カルタづくりの言語活動にも体験学習の要素が取り入れられている。 |
京都西南ロータリークラブ賞 | 桂川小学校 | 理科・生活科教育を中心に、学年ごとのねらいに基づいた体験学習を展開しながら問題解決学習へと導いている。自然界や環境面等への児童の考え方の変容が期待できる。 |
環境教育特別賞 | 樫原小学校 | 年間を通した活動が、学年の偏りなく全ての学年を対象に計画されている。学校・家庭・地域が一体となって環境教育の取組が展開されることを期待する。 古典の日に関する取組特別賞 |
古典の日に関する取組特別賞 | 福西小学校 | 古典への関心を深めるための一貫した教育活動が計画されている。各活動で学んだことが2月の作品展で全校の大きな成果として表れることを期待する。 |
※各校の具体的な取組は以下を参照ください。
☆京都市長賞
学校名 京都市立境谷小学校(西京区大原野西境谷町3-5)
取組テーマ
緑いっぱい花いっぱい笑顔いっぱい境谷小
取組の概要
全学年に対して、生活科・理科・総合的な学習の時間のほか、委員会活動や課外活動など、学校教育全体を通じて、計画的に環境教育の取組に関わる機会をつくり、境谷の自然・洛西の自然に目を向け、環境について考え行動していこうとする心情を育むことを目指す。また、活動を進めるにあたっては、地域の方々や桂高校の生徒、ボランティアの皆さんなどとの連携の中で取り組んでいく。
○「花いっぱい笑顔いっぱいプロジェクト」(全学年、通年)
季節を感じられる学校を目指して校内を色とりどりの花で飾るため、桂高校生徒による「エコで笑顔研究班」や地域の方の指導・協力の下、以下のような取組を進めている。
前庭花壇の整備
桂高校生徒の指導のもとマリーゴールドやパンジーの苗作り・定植など、季節の花を育てる。
シバザクラの再生
地元住民から寄贈いただいたシバザクラが枯れてきていたことから、挿し木による再生を試みる。
緑のカーテンづくり
「かつらうり」、「鹿ケ谷カボチャ」、「おかわかめ」などの京野菜を育て、緑のカーテンをつくる。
○生き物探検マップづくり(4年・春~冬の年4回)
理科の授業で、校区内3つの公園を探検し、見つけた自然や生き物を観察し、マップにまとめる活動を通じて、自分たちが住む大原野の自然の素晴らしさに気付くことを目指す。また、4年生社会科「くらしとゴミ」の単元と結びつけ、「ゴミを減らすこと」、「地域のゴミ拾いをすること」など、自分たちでできることに気付き、実践する力に繋げる。
○小畑川の清掃参加・水質調査、花背寺谷川の水質調査(5年・7月~10月)
登山や水質調査の取組を通じて、「西山自然保護ネットワーク」や「なんきんはぜの会」の方々、京都精華大学の板倉豊教授など、環境保全に取り組む多くの人々と出会う。
○洛西高校・洛西中・新林小と協働する地域一斉清掃の取組
○こどもエコライフチャレンジ・小学生への環境学習事業
☆京都市教育長賞
学校名 京都市立桂徳小学校(西京区桂徳大寺南町2)
取組テーマ
地域の伝統や文化を大切にする心を育む教育活動 地域の自然を愛し、大切にしていこうとする子どもを育てる教育活動
取組の概要
○ときめき学習(全学年、5月~2月)
生活単元・生活科・総合的な学習の時間を活用し、全学年を通じて子どもが地域と関わり、地域を愛する心を深める。
(例)
4年「桂のうり」
地域の伝統野菜「桂瓜」を育て奈良漬を作る活動を通して、水(桂川)の恵に気づくとともに、伝統を守る人々の思いを知る。
6年「桂の歴史探訪」
桂離宮をはじめ桂あめや和菓子、湯葉、たけのこなど地域に古くから伝わるものに触れ、伝統ある桂を誇り思う心を育む。
○全校カルタづくり(全学年・10月下旬~11月中旬)
これまでから百人一首の部活動において多数の児童が熱心に活動していたことから、保護者とともに「全校短歌大会」を実施する。そして、その中から絵札を作成しカルタをつくる。
☆京都西南ロータリークラブ賞
学校名 京都市立桂川小学校(西京区桂上野西町274)
取組テーマ
身近な環境に関わり、よりよい環境にするために行動できる子の育成
取組の概要
以下のような取組により、全学年を通じて計画的に、子どもが環境に関心を持ち、環境保全に向けて働きかける実践力を身につけるようにする。
○1・2年生生活科
植物や動物を育て大切にする取組(4月~11月)
○3年生理科
身の回りの生物の様子やその周辺の環境との関わりを比較しながら調べ、身の回りの生物の様子についての見方や考え方をもつことができるようにする(6月~7月)
○4年生理科
水の蒸発など自然界の水の変化を観察し、水と水蒸気を関係づける能力を育むとともに、自然界の水の変化についての見方や考え方をもつことができるようにする(2月~3月)
○5年生理科
メダカを育てる取組(6月)
○5年生総合
イネを育てる取組(5月~10月)
○5・6年生総合
桂川観察会(3月、4月、6月、10月)
☆環境教育特別賞
学校名 京都市立樫原小学校(西京区樫原三宅町24)
取組テーマ
環境を守る大切さを学び実践する態度の育成
取組の概要
学校・家庭・地域が一体となって以下のような取組を進める。
○校区内のツバメ調査・タンポポ調査(全学年、4月~5月)
全校で校区内のツバメ・タンポポについて調査を行い、樫原地域の自然に仕組みや自然の中での人間の立場を理解するきっかけとする。
○落ち葉⇒たい肥づくり、給食廃油⇒キャンドルづくり、牛乳パック⇒再生紙づくり
(各学年・通年)
☆古典の日に関する取組特別賞
学校名 京都市立福西小学校(大枝南福西町1-7)
取組テーマ
室町文化に学ぶ500年!今もなお!
取組の概要
○地域女性会の方など外部講師による「生け花」、「茶道」、「墨絵」、「川柳」、「百人一首」、講座(全学年・通年)
○上記の取組の作品による「全校作品展(古典コーナー)」の開催(全学年・2月)
☆奨励賞
学校名 | 取組テーマ |
川岡小 | 茶道を通して、心豊かな児童を育む |
大枝小 | 環境を守る大切さを学び、環境に優しい学校づくりを目指す |
川岡東小 | 限りある資源と人々を大切にする「真心」を大切に |
桂坂小 | できることからはじめよう!かつらざかエコキッズ |
松尾小 | 環境教育の充実に向けて |
新林小 | 伝えあいひびき合う子を目指して~伝統や文化にふれながら~ |
嵐山東小 | 校区の水生生物を知ろう |
竹の里小 | 竹の里校区の自然と環境を考えよう |
松陽小 | 私たちの町の史跡「天皇の杜古墳」を守ろう |
上里小 | 学校生活や家庭生活を地球に優しい視線で見直そう |
桂小 | 伝統的な遊びを通して古典に触れ親しむ |
大原野小 | 自分たちの環境 |
桂東小 | 全校で取り組む環境にやさしい学校づくり |
西総合支援 | 身の回りの掃除から始めよう |
京都西京警察署
警察活動用テント寄贈
青少年の健全育成に向けた非行少年立ち直り支援活動、大規模災害発生時の救援活動、及び各種交通・防犯啓発活動など幅広い警察活動に役立ててもらうために京都府西京警察署に寄贈。
特定非営利活動法人チャイルドライン京都
☆ポスター、カード製作
年々増える子どもの「SOS」を受けとめるために
チャイルドラインは、18歳までの子ども専用電話です。電話をかける子供たちは、「聞いてほしい」「助けてほしい」と思っています。子どもは本気で話を聞いてもらえた、受けとめてもらえたと感じることができれば、自分自身で課題と向き合い、乗り越えていく力を持っています。そう信じ、子どもの「ことば」の奥にある「こころ」を受けとめる。「電話でつながるこころの居場所」それがチャイルドラインです。京都府下30万人の子どもたちにカードを届け、ポスター2,000枚を各学校や公共施設等に掲示していただきます。もっと子どもとつながって、ほっとできる居場所になるように…。
嵯峨サッカースポーツ少年団
ユニフォーム購入資金補助
1998年結成。2011年度京都市西ブロックⅠ部リーグで悲願の優勝をし、2012年度京都府Ⅱ部リーグに昇格しました。嵯峨小学校、広沢小学校の児童約100人が参加しています。
寄贈物整備